ROAD TO HONOLULU 綾小路翔のランニングレポート第三弾

今回のトレーニング内容

  • 実践を意識したピーキングRUN
  • 走行距離:10km
  • ペース:
    6’10″/km~4’07″km
    (平均5’40″/km)

メニューのポイント

日本国内で行う最後のRUNトレーニングでした。

本番まで日が迫っていたため、追い込むトレーニングではなく、いかに本番当日に向けて良い状態(ピーク)に持って行けるかということをメインに練習しました。

ピーキングということで、ウォーミングアップを少し長めに走り、徐々にカラダの調子を付けていきます。そしてホノルルマラソンのコースをイメージしながら、実際の動きに近いペースで走りました。

また、足が動かなくなったり痛くなった場合を想定して、レース中にできるストレッチや対処法のトレーニングも行いました。

残りの日数を逆算して、今できることや、マラソン初挑戦への心構え、当日の朝の流れを話し合い、気持ちを高める時間になったと思います。最後はカピオラニ公園のゴールをイメージして、翔さんらしく、ラストスパートを!気持ちよくスピードを上げて、次に繋がるカタチでトレーニングを終えました。


綾小路 翔さんのコメント

お疲れ様でした!

10月の終わりにハーフマラソンにチャレンジをしまして、そこで今の自分の状況がよく分かりました。特に、その時に出た膝の痛みが、案の定今日の練習でも出てきてしまって「このままで大丈夫か」と不安だったのですが、ストレッチや走り方を意識したら「乗り越えられるかもしれない!」と思えたことが一番の発見でした。痛くなったらアウトと思っていたのですが、その都度ケアをすればばなんとか走れるかもしれないと思うことができました。

レースが目前の今の心境としては、これだけ大々的に宣言をしている中で走れなかったらどうしよう、と捉われているところがあって、まだ楽しむところまで行けていないのが本音です(笑)この10日間でモチベーションをもう一度見直して、なにより楽しむということに気持ちを持っていきたいと思っています。

ハーフマラソンを経験したことによってレースがこういうものだと知ることができたのは良かったのですが、怖いっていう部分も今までより強く感じてしまい、これをどうにかして行きたいですね(笑)楽しみたいですね、何より。僕、こう見えて責任感とか自意識が強いタイプで、あんまり不良じゃないんですよ。自分に与えられた仕事や期待に応えたいと強く思ってしまって、アスリートでもないのに、そんな気分になっちゃってるところが「俺サムイな」とも思います(笑)グッズだけはたくさん揃っていて、都内の色んなショップをまわってモチベーションを上げています!

最後に一緒にホノルルマラソンを走るみなさまへ!僕が今この状況になっていることをとにかく皆さんに伝えたいです。みんなはもう楽しみに行くのが一番だと思います。もちろん、目標タイムや、己との戦いをしに行く方もいると思いますが、初めて走るという、僕と同じビギナーの方は是非、ここまで来たらまな板の上の鯉と思ってじたばたせずに楽しみに行きましょう!僕と同じようにグッズなどを集めて、気分だけでも上げていく方向が一番かなと思います。

みなさん、当日は一緒にがんばりましょうね!

コーチからのアドバイス

ここまで、過密スケジュールながらも合間を縫ってRUNトレーニングを頑張って来たと思います。

まずは自分を褒めてあげてください!

もちろん、思うようなトレーニングができなかったり、ハーフマラソンに出場して、レースの雰囲気を味わい、不安を抱えたこともあったと思います。

ただ、そのように色々なことを感じた経験が、本番では良い緊張感や集中力になります!マラソンは自分自身と向き合うことでもあります。そして、周りのランナーや今まで関わってきた人たちとチカラを合わせるチームスポーツでもあります。

それぞれの想いをゴールへ届かせましょう!
私も当日、翔さんのフルマラソン初挑戦を全力サポートしますね!