



フルマラソンは男女ともケニア勢がコースレコードで連覇
フルマラソン男子は、ローレンス・チェロノ(29 歳・ケニア)が、昨年に引き続きコースレコードとなる2時間8分27秒で、女子もブリジット・コスゲイ(23歳・ケニア)が2時間22分15秒のコースレコードで連覇。ケニア勢が圧倒的な強さを見せました。
26,371名(内日本人 11,727名)がエントリー(車椅子競技部門含む)今年リニューアルした「10Kラン&ウォーク」に4,864名(内日本人2,418名)がエントリー
「JALホノルルマラソン2017」は、現地時間12月10日午前5時、スタートガンの合図とともに打ちあがる色とりどりの花火の中、マラソン、10Kラン&ウォーク合わせて3万名を超える、ランナー&ウォーカーが 一斉にスタートしました。クリスマスイルミネーションに彩られたダウンタウンや、10キロを過ぎたダイヤモンドヘッド付近の美しい日の出など、魅力満載のコースをそれぞれのペースで楽しみながらのレースとなりました。
関連イベントも充実しているJALホノルルマラソン
今年からレースデーウォークに代わる新イベント「10Kラン&ウォーク」も同時開催。トップランナーが36分12秒でゴールするランナーもいる中、楽しくウォーキングする家族など様々な人が参加しました。また昨年より前日土曜日の朝に、ワイキキホテル街のカラカウア通りを1マイル(1.6㎞)走るマイルレース、「カラカウア・メリーマイル」も開催。走力別に午前7時からウエーブスタート。早朝の気持ちよい気候の中、幅広い層の人が参加しました。折り返し1マイル(1.6㎞)のコースのため、すれ違う際に家族や友人たちと声を掛け合い、写真を撮り合いながらゴールする人たちが目立ち、盛り上がりを見せました。
<フルマラソン総合/フルマラソン男子>
順位 | 総合 | 氏名 | 年齢 | 国籍 | 記録 |
1位 | 1位 | ローレンス・チェロノ | 29歳 | ケニア | 2:08:27
コースレコード |
2位 | 2位 | ウィルソン・チェベト | 32歳 | ケニア | 2:09:55 |
3位 | 3位 | ビンセント・ヤトル | 28歳 | ケニア | 2:10:38 |
総合優勝者/男子優勝者コメント
「20Kくらいからベストのコンディションでした。このマラソンで2度目の優勝が出来て嬉しいです。コースレコードが出るとは思っていなかった。途中雨が降り強い風でしたが、“ゆっくり行こう”と言い聞かせて走りました。湿度は気にならず、かえって走りやすかったです。」
<フルマラソン女子>
順位 | 総合 | 氏名 | 年齢 | 国籍 | 記録 |
1位 | 6位 | ブリジット・コスゲイ | 23歳 | ケニア | 2:22:15
コースレコード |
2位 | 8位 | ナンシー・キプロプ | 38歳 | ケニア | 2:29:16 |
3位 | 10位 | ジョイス・チェプキルイ | 29歳 | ケニア | 2:33:18 |
女子優勝者コメント
「全体的にとても良い走りができたと思います。特に25キロくらいから調子がよくなり、雨も降りましたが、それがかえってよかったです。去年より良かったと思うけれど、2018年はもっと追い込んで、どこかの大会で、記録を作りたいです。」
<フルマラソン日本人トップ>
総合 | 氏名 | 年齢 | 所属 | 記録 | |
男子 | 総合7位/男子6位 | 谷本 啓剛 | 32歳 | 千葉県柏市
ウェリントン・スコティシュ |
2:29:07
|
女子 | 総合16位/女子5位 | 吉富 博子 | 33歳 | 佐賀県
メモリード |
2:40:07 |
日本人男子1位コメント
「初のホノルルマラソンで日本人トップ、うれしいです。今はニュージーランドに家族で住んでいて、今回は家族(父・母・弟)で参加しています。他の大会と違い、走りやすく、エイドステーションでの声援も多く楽しかったです。ただ湿度が高く、タイムはあまりよくありませんでしたが、思い出に残る大会となりました。」
日本人女子1位コメント
「マラソンは30回程出場経験があります。東京マラソンでは自己ベストの2時間31分28秒を出しました。実家の農業を手伝いながら、メモリードに所属させてもらって練習しています。今日は体調が悪く、はじめから息があがっていたのですが、沿道からの温かい応援もあって走り切れてよかったです。東京マラソンに向けて、ベストな状態に持っていきたいです。」