だれもが楽しめる
KOKUA STAFFの魅力

“Aloha Spirit”がはぐくむ、
もう一つのホノルルマラソン

世界最大級のスポーツイベントのひとつホノルルマラソン、その一員として活動し、世界から集う人たちとホノルルマラソンの楽しさを分かち合う、ボランティアチーム「KOKUA STAFF」。その活動は大会開催初年の1973年から始まりました。長い歴史の中では色々な変化がありましたが、ホノルルマラソンは常にたくさんのKOKUA STAFFたちに支えられてきたといっても過言ではありません。

ランナーでなくても、英語が話せなくても、だれもがKOKUA STAFFになって活動し、そしてみんなが楽しめる「ホノルルマラソン」を作ることができるのです。

ハワイの自然資源、伝統文化、歴史、人々などの全てに、思いやりの心を持って大切に守り、世話をする、“Mālama(マーラマ)”を胸に活躍する彼らをご紹介します。

KOKUA STAFFとは

「Kokua」とは、ハワイ語で「助け合う・協力する・手伝う」という意味。ホノルルマラソンでは、ボランティア活動によりさまざまな支援を行うメンバーのことを「KOKUA STAFF(コクア・スタッフ)」と呼びます。毎年揃いのスタッフTシャツでランナーを迎えてくれるKOKUA STAFFのみなさんは、当日のゼッケンの受け渡しやエイドでの給水サポートなどを行なっています。現地ハワイ在住のロコたちはもちろん、日本から参加するメンバーも多数。大会から引退されたランナーの方や、ランナーのご家族、同行者の方などさまざまな方が大会を支援しています。日本から参加するメンバーは、毎年秋頃に日本事務局から募集を行い、応募者多数の場合は抽選で決定しています。

走らなくても楽しい!
“Aloha Spirit”で大会を創り上げる

ホノルルマラソンはマラソンだけど、タイムを競わなくてもいい。”Aloha Spirit”を持って自分のペースで楽しむのが一番大切。だからこそ、楽園・ハワイで行われる「ランナーの祭典」ホノルルマラソンは、ランナーのみならず、応援する人、現地の人、大会を支える人、すべての人が協力しあうことを楽しんでいます。

そんな素晴らしい大会にするべく活動するボランティアスタッフのみなさんは、「助け合う・協力する・手伝う」を意味するハワイ語「Kokua(コクア)」を冠し、KOKUA STAFFと呼ばれています。

KOKUAと書かれた揃いのTシャツと帽子を着た彼らこそがアロハスピリットの体現者です。

スペシャル KOKUA STAFF紹介

"You are Our Family"

Ronald & Jeanette Chun

すべてのランナーが訪れるゼッケン引換会場で、フィニッシュ後の着替えの預け用袋を配るロンとジャネットのチャン夫妻、実はKOKUA STAFFのメンバー長です。

ホノルルマラソン協会の副協会長でもある2人は、長きにわたりKOKUA STAFFをまとめ、これまで数えきれないほどのランナーを迎えてきました。

「生きるホノルルマラソンの精神」と呼ばれる2人にとって、ホノルルマラソンに携わるすべての人たちは Family だと言います。そして言葉の通り、家族に接するようにランナーやKOKUA STAFF1人1人にやさしく声をかけ、皆が大会を楽しめるよう見守っています。

スペシャル KOKUA STAFF紹介

"I'll see you at the Finish Line"

Silvia "SAM" Martz

年間を通じてランナー達からホノルルマラソン協会へ寄せられる、ありとあらゆる膨大な問い合わせに応対していた伝説のKOKUA STAFF サム。

ランナーの不安が解消されるのを見届けた後、かならず ”I'll see you at the finish line (フィニッシュラインでお会いしましょう).” と声をかけていたことは、よく知られるエピソード。

実際、大会当日はフィニッシュラインの海側の席に座って、完走するランナー達を迎えていました。1992年に惜しくも亡くなられた時には、その功績をたたえ、フィニッシュライン横のポールにプレートが設置されました。そのプレートは毎年大会の当日レイで飾られ、サムがいたころと変わらずホノルルマラソンフィニッシャーたちを見届けています。

走る人も、走らない人も。
日本から駆けつけるメンバーたち

実は、日本からも毎年、たくさんのKOKUA STAFFがサポートに駆けつけています。ホノルルマラソンを走る人も、走らない人もいます。

彼らは日本国内にいるときからホノルルマラソンのスタッフとして活動するための勉強会に参加し、ハワイに渡ってからはロコ(地元)のKOKUA STAFFと手を取り、協力して大会をサポートしています。

James S. Barahal, M.D.
President / CEO
Honolulu Marathon Association

レースの応援やサポートは、レース中だけでなく、その前後のランナーの体験に大きな影響をもたらします。沿道から見知らぬ人からの励ましやサポートしているボランティアからのポジティブなエネルギーは、ランナーのモチベーションをさらに高め、レース中の困難を乗り越えて目標を達成する助けとなります。

ランナーであれ、ボランティアであれ、応援者であれ、レースの成功に貢献するすべての人の努力を体感し、感謝することが一番大切です。それぞれの人がレースのいかなるポイントでも、感動や達成感を共有することに貢献しているのです。

このような熱心なランナー、ボランティアにサポートされているレースであることを誇りに、心強く思っています。彼らの無私の精神と献身に、感謝しています。


マハロ

ホノルルマラソン協会 会長
James S. Barahal, M.D.

Cheering and supporting the race can make a significant difference to the runners' experience. The encouragement and positive energy from the sidelines can provide them with an extra boost of motivation, helping them push through challenges and achieve their goals.

It's important to recognize and appreciate the efforts of all individuals who contribute to the success of the race, whether they are runners or supporters. Each person adds their own unique element to the event and helps create a sense of community and shared accomplishment.

It's heartening to hear that you feel honored to be amid such dedicated volunteers. Their selflessness and commitment deserve recognition and appreciation.


Mahalo

James S. Barahal, M.D.
President / CEO
Honolulu Marathon Association

今年も、これからも
ますますKOKUA STAFFの活躍は
広がります♪

今年の大会でも、いたるところでKOKUA STAFFに出会えます。日本からも多くのKOKUA STAFFをお迎えし、たくさんの方にホノルルマラソンを楽しんでいただく予定です。

世界最大級のスポーツイベントの1つホノルルマラソン、その一員として活動し、世界から集う人たちとホノルルマラソンの楽しさを分かち合う、KOKUA STAFF、ぜひご期待ください。